質屋とは?質入れの仕組みを徹底解説

質屋の仕組みとは?

質屋を街角で見たことはあるけど、どんな仕組みのお店かわからないという人も多いでしょうか。貸金のイメージやブランド品を売っているイメージがあるだけで、その内情は知らないという方が、特に若い人は多数だと思います。ここでは、質屋の仕組みや質入れの流れについて説明します。

質屋とは?

質屋とは、お客さんが持ち込んだ商品を直接お店に見せて、リサイクルショップのように査定してもらい、ついた値段を上限にお金を借りることができる、貸金業者のことです。通常は3カ月間を期限として、店が商品をそのまま預かります。質入れをしたお客さんが、元金と利息を支払ったら、その時点で商品は質やからお客さんへ返却されます。

逆に、元金・利息を支払うことができなかった場合は、商品がそのまま質屋のものとなり、手元には戻ってきません。ただし、お金を返さなかったことはチャラになり、当然取り立てなどもありません。返済期限が来ても、特に質屋から連絡が来るということはありません。

質屋とは?

消費者金融やカードローンのように、個人の信用力でお金を借りるわけではないため、面倒な審査もなければ、返済する義務も発生せず、質屋を利用したこと自体が、どこかに記録されてしまうということもないんです。

今すぐ現金がほしいけど、すぐに返すことができそうといった場合は、かなり便利でリスクも少ない借り先が質屋ということになります。

3カ月以上の質預かりと流れ

通常、質屋で品物を預かる期間は3カ月と決まっています。ただ、それ以上の期間預かってほしいという場合もありますよね。そんなときは、毎月の利息だけをまず支払っておけば、元金を支払わずに3カ月以上、質預かりを延長することができるんです。

例えば、元金10万円の質預かりで、利息が4%の場合は以下のようなスケジュールになります。

預かり期間 1カ月目 2カ月目 3カ月目 4カ月目 返済月
支払い 利息4,000円 利息4,000円 利息4,000円 利息4,000円 利息4,000円+元金10万円

もちろん、途中でもう支払えないと思ったら、利息を支払うのをやめればいいだけです。利息の支払いをやめれば、商品は返ってきませんが、これ以上の料金も一切かかりませんし、質屋から連絡が来ることもありません。

質屋の買取について

質屋は、質預かりした品物が期限が到来するなどして質流れとなった場合、実質的には品物を元金の値段で買取していることになります。そのため、質屋以外のブランド品買取業者や、リサイクルショップと同じように、はじめから質入れではなく、買取サービスを利用して商品を換金したいというニーズにも答えられます。

質屋の買取について

質屋を行うには、質屋営業法という法律によって「質屋許可証」という地方自治体からの許可が必要ですが、買取を行うにも「古物商許可証」という許可が別途必要です。リサイクルショップなどの買取業者は、後者の「古物商許可証」のみを保有していますが、質屋はこれらの2つ両方の許可をとって、どちらのニーズにも答えられる営業形態を取っているんです。

更新日:2018/07/25